GWの最後に想うことは

★葵の私見

　アメリカの雇用統計が発表になるGWの末。アメリカでは長期金利が横ばいの状態で落ち着いた様子見ムードですが、昨日、一昨日と一気の円安へ。ドル円80円台を再び割り込むことになりました。

　6日のシカゴ・オプション市場（ＣＢＯＥ）でＳ＆Ｐ500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数（ＶＩＸ、恐怖指数）は上昇。4時36分時点では18.57と前日の清算値18.20から0.37ポイント高い水準で推移しています。

　ビン・ラディン殺害を機に軍需産業も静まると思うなら、ダウの下落も分からなくもない感じですが、報復によるテロは予想されるので、そう簡単に全てが収まるわけもなく。嫌な時代だなと感想を漏らしつつも無機質に値動きへの動きを予測する自分がいたりもします。

　ともあれ、この水準ならドル買いに仕掛けたくもなりますが、控えているのは雇用統計だけに下手に手を出すわけにもいかず、GWの最後は様子見で終わりそうな雰囲気です。雇用統計が終わった後に仕掛けるのも考えると、ロールオーバーも視野に入れて長めにポジショニングしてゆっくりでも確実に取っていくのも一手ありです。

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