寄り付きはプチ下げからでした。さてさて

★本日以降(5月17日〜)の注目点★
・週明け要因
・ユーロ圏財務相会合が開催
・加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・中国による金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
・米国の主要企業の決算発表
・5月15日が大量の米国債償還・利払いの日だった影響
・米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題


★本日の注目指標★
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】


★葵の私見
 先週は後半の下げが大きくほとんどのクロス円で大きな影線、あるいは上髭を描きました。多くのストラテジスト達はダウが下げた割には為替は意味不明に下げ渋ったと言うのですが、意味不明でも何でもなくて、単に週末をまたぎたくないのでほどほどでショートカバーの買い戻しが入ったにすぎないと思っています。これだけ不透明な相場が続いていれば当たり前です。特にドル円は下げ渋るりやすく、単純に仕掛けやすく売りやすそうだと考える投資家がいればいるほど、週末は買い戻されるのは分かりそうなものです。
 逆にこういう時に売るのであればそれまで期待されていたようなカナダドル円が良く、「6月に利上げ期待があるなら上がる筈だ」として、ダウが危険な動きに入っても無視してホールドし続けた人達の逆指値に引っ掛かれば、窯の底が抜けたように一気に下がります。そして、実際見事に下がりました。
 ここから先の展開ですが、今までのチャートパターンからすると値幅が大きくともしばらくはレンジ相場でもみ合いに入るのではないかと予想しています。大きな材料が出されれば値が流されることもありそうですが、サブプライムのような強烈なニュースが出されない限りは大抵、1〜2週間は時間がかかってから本格的なトレンド展開となる場合が多いからです。
 少なくとも今朝の寄り付きを見る限りでは大きな窓を開けるようなこともなかったので、昼は緩い値動きに終始するのではないでしょうか。ただ、欧州市場の開く時間にはどういった反応に変わるのかは分かりずらいので、そこから先は短期売買でトレンド発生時に乗る方が良いかもしれません。
 今週は19日(水)から20日(木)にかけての夜にFOMCが控えており、日本の第1四半期実質GDP速報値も出されます。ざっと見ると今週はこのタイミングが最大の山場となりそうで、ここを過ぎれば来週への流れも把握できるようになるのではないでしょうか。





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