変わりやすいかな、クロス円の流れと秋の空

★葵の私見
　一晩明かしてみると色々なことが分かってきます。
　まず、思ったほどアメリカの指標に悪い数字が出てこなかったことです。それにより昨晩のダウは下支えもあってなかなか堅調な推移となりました。しかし、相変わらずの上値の重さは顕在で、ドル円は８５円を回復することなく一方通行的な展開です。

　発表された8月のＦＯＭＣ議事要旨では「見通しがはっきりと弱含めば、追加の刺激策を検討する必要がある」「メンバーはおおむね、見通しは予想よりも弱含んでいると考えており、経済成長とインフレの下振れリスクが増したと見ている」との見解が示されました。

　今日は仲値公示の時間にオーストラリアの第二四半期ＧＤＰが発表。他イギリスの製造業PMIもあり、何より２１：００から後は雇用者数などの大きい指標が目白押しです。今はかなり安くなってきている原油の在庫量とも合わせて気になるところです。

　クロス円は全般的にこの水準ではロングで入っても問題ないレベルだと思っています。月をまたいだので、月足的に影線の続くドル円などは入りづらいですが、豪ドルなどはなかなか良い形になってきたかもしれません。ＧＤＰによってはショートカバーを巻き込んでの意外高もありえるかもしれません。

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