柄にもなく世界経済が心配になってきました

★葵の私見

 ドル円がいよいよもって本格的な危険水域に沈んできました。昨年、8月24日に付けた安値83.58円を下抜けて83.51円へ。その後反発があったものの、とても元値まで戻すこともなく緩やかな安値に現値があります。

 ここまで来るとトレンドの終焉も近いと考え、長期トレーダーなどは逆張りでロングを少量ずつ買い下がり、半年後などを待って収益とするというやり方もありかと思うようになります。

 細かく刻んで利食いを繰り返しても、何かの際に大きな損失を被るのであれば、長期の方が時間をかけずによほど効率が良いのではないか、と。しかし、常にトレンドの終焉は「本当にここが終焉なのか?」と悩ましげで神経質な動きで翻弄します。恐怖を買いに行くゲームの異名を取る相場は疑心暗鬼が闊歩する伏魔殿といったところでしょうか。

 今日はイギリスの鉱工業生産指数やカナダの政策金利発表など、なかなか注目どころが多いのですが、何より、夜中27:00にあるベージュブックが注目です。時間帯からしてもダウの最終的な影線か陽線かを決定づける材料ともなるものなので、堅実にいくならばそれまでのポジションを整理しておくのが良さそうです。

 問題は今のトレンドが「安値を更新したのでここで止まるのかどうか」です。何かしらの大きな材料があれば別ですが、今のところ、セリング的な動きは見られないので需給がひっくり返るまでには時間がかかりそうです。果たして、ベージュブックで風向きが変わるかどうか。明日の足形が気になるところです。



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