世界経済に光あれ

★葵の私見
 仲根公示を過ぎてから急に値動きが変わり、ドル円が弱含みました。一時80.84円と前日安値の80.86円を下抜け、下値めどとして26日に付けた80.40を目指す展開です。市場関係者からは「仲値後に国内輸出企業から売りが強まった」や「米系投機筋の動意などによりさらなる円高が進みかねない」などとも言われているようです。

 アメリカと日本の金利差が縮小するにつれて円が買われるのは仕方ないとしても、追い打ちをかけるように、デフレによって日本の物価が下がり続ける限りは、相対的に金利上昇と同じ意味となってしまいますので、ゼロ金利以下の金利水準がない以上、市場に直接介入などの最終手段を持ち出さざるおえないわけです。それを取り上げて日銀を非難する人もいますが、これを責めるのはどうかという気がします。

 今、経済的に余裕のある国は非常に少ないですが、この危ういバランスの先に光明が差すことを祈りつつ、今夜2130頃のアメリカの第3四半期GDP個人消費の数字を待ちましょう。



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