ナギイカダという葉

 先日、「ナギイカダ」というトゲのついた葉の間を除草しました。いや、これが痛いのなんのって、後日しばらくは痛みが続いてしまいました。最初は「この程度の痛みなら」と思っていたのですが、これが蓄積していくと、痛くて何もできなくなってしまうんです(トゲが皮膚に刺さったままになってしまうのです)。
 トレードも同じようなものかな、と考えています。最初は「この程度」と考えていても、細かいロスカットが続くと結構、痛いものです。痛みを恐れてはいけませんが、しかし、無茶な痛みは後々まで残ってしまいます。精神的にも経済的にも後々まで引きづらないことが必要なのかもしれまん


★本日以降(7月10日〜)の相場観
 昨日の急な円高は一説には先日に発表された、米非農業部門雇用者数の悪化が消化しきれていない為とする声も聞かれており、これによりリスク回避の流れが加速して〜、といったあたりが一般的な理由付けのようです。
 しかし、実際のところ、こういった急動は後々の大相場への序章であるか、あるいは一つの大きな流れの最後の動き(いわゆるセリングクライマックス)の場合が多いです。
 今まで見てきた経験からですと、今回のは前者に思えます。少なくとも、前日に提示したドル円の上値の節目である93.75円まで到達せずに93.60程度で失速しています。
 このまま下値の節目を目指すと見て、方向性としては今後ともしばらくは下落方向と考えて良さそうです。


ドル円】方向性・下落

上値の節目…93.75

ブログ作成時の現値は、92.70

下値の節目…91.85

 節目は変わらずです。ただ、移動平均線が下向きから横這いになっていることから、10日間の移動平均線を踏み台にするように上値追いの展開も考えられなくはありません。もし、そうなったら全てが逆方向に行くことになりますが、逆を言うと、この移動平均線近くの攻防の結果がみれれば、その後の方向性は先んじて分かることになります。


【ユーロドル】方向性・上昇

上値の節目…1.4010

ブログ作成時の現値は、1.3865

下値の節目…1.3850

 円が高いと言うよりもドルが安くなったと考えれば、ドル円との相関関係により、ユーロドルが上昇するのは自然の摂理のような気がします。今夜は既に重要な指標は発表されてしまった後なので、あとはFRB理事のデューク氏の講演が続くのみです。今夜は3本の期間の違う移動平均線が綺麗に上向いたので、その上に乗せる形での順張り(ただし、トレード期間をやや長めに)が良さそうです。