街を造る仕事

 今日はとても良いものを見てきました。
 植木屋で仕事をしていると書きましたが、どちらかと言うと「造園」と言うのが正解で、特に僕がお世話になっているところは樹木を扱う以外にもかなり幅広い作業をしています。
 土木を含めて「この公園、俺らが造ったんですよ」と聞いて感動しました。今まで手元の作業ばかりを熱心に見てきましたが、完成されたものをあまり見てこなかったのです。
 一言で言うと美しいという一語に尽きます。普通に通り過ぎても「この公園、凄く綺麗だな」と思えます。そんな中で「ここ苦労したんですよね。でも、ミカンもザクロもサルスベリも皆、良く根付いてますね。うん、大丈夫。実は来年頃からかな‥‥‥」とか聞くと、素晴らしい仕事だなと感じてしまいます。
 後々の人に形として残せるというのは、他にはない楽しみです。僕はいずれトレーダーとなる予定なので(まあ、今のところはさっぱりですが)、こうした仕事を続けてゆける人達は大変な部分もあれ、羨ましいなぁと思ってしまう今日、この頃です。

 トレーダーの世界は数字の結果で雄弁に語る、時として殺伐とした世界です。日々の出来高を形成する一助となる以外に、トレーダーの残せるものは何だろう、と考えたとき、私は、相場で稼いだお金を、いかにして、社会に還元するのかも大切な仕事だ、と感じました。稼いでプロのトレーダーならば、それをどのように使うかも重要な仕事の一部に思えたのです。形として残る使い方をするかどうかは、人それぞれですが、良い使い方をして初めて本物のトレーダーたる者のような気がします(まあ、やっぱり今のところはさっぱりですが)。


★本日以降(7月11日〜)の相場観
 円買い>ドル買いの構図が完成されてきました。やっぱり下落の一途を辿っているようで、相関関係にあるチャートは軒並み下げています。このまま今週は終わっていくのでしょうが、問題はどこまで下げてくるかです。
 少なくとも日経平均の形からすると、連日の下落はそれまでの急激な上昇の反動もあって、まだ下げそうに思えます。ダウにしても綺麗に下値抵抗線を割り込んできました。下値の目処はまだ決めかねていますが、少なくとも来週前半は一時的な反発こそあれ、すべからく下落相場になるのではないかと考えています。


ドル円】方向性・下落

上値の節目…93.00

ブログ作成時の現値は、92.40

下値の節目…91.85

 綺麗に下値の節目まで到達して跳ね返されました。この辺りは予想していた一展開ですが、この下値の節目がどこまで堅いかが注目どころです。上値は輸出企業の売りが待ち構えているでしょうし、かといってこれより下値を追いかけて売るにはちょっと勇気がいりそうです。下値は前回と同じ数値として再度節目を見ていきます。


【ユーロドル】方向性・揉み合いないし上昇

上値の節目…1.3950

ブログ作成時の現値は、1.3924

下値の節目…1.3840

 ドルが弱まっていることもあり、上に行きたがりますが、今一歩、上がりきれないという感じです。しかし、来週末にはユーロ圏の貿易収支も控えており、その前にも消費者物価指数を含めて指数の発表が米ドルとの差を広げそうな雰囲気です。今、購入しておくかどうかは難しいところですが、少ないポジションを打診でエントリーしておくのは悪くないかもしれません。