タイタニック号の進路は変えられるのだろうか?

★本日以降(2月16日〜)の注目点★
旧正月で中国や香港、台湾、シンガポール市場が休場
・米国が連休明け
・ユーロ圏財務相会合
EU財務相理事会
・『ギリシャ救済策についての協議』への思惑と結果への反応
・欧州の金融機関の決算発表→バークレイズ
・米国の主要企業の決算発表→アバクロンビーアンドフィッチ、メルク他
・2月15日に『大量の米国債償還利払い』が行われた影響
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言


★本日の注目指標★
・09時30分:豪)RBA議事録(2月2日開催分)
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・19時00分:独)ZEW景況感調査
・19時00分:欧)ZEW景況感調査
・22時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・23時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】


★葵の私見
 米国や中国が連休明けということもあり、実質的には今日からが本格的に週明けトレード開始となります。ざっとチャートを見る限りでは週足で逆の足が出たところが散見され、ダウもようやく反転の兆しといったところでしょうか。
 今年に入ってからドル買いの流れが継続されてきたわけですが、ドル円90円の壁をもう一度、超えてくる方向で考えるならこの水準からの買い下がりも悪くないと思います。
 気になるのはギリシャ財政再建問題ですが、EU財務省会合で目標を高く掲げても、既に公務員のストライキにまで発展していることから果たしてどうなるのか。実際に再建が可能だとしても市場での不安心理が拭えなければユーロの下落は免れないわけで、当のギリシャ政府が「タイタニック号の進路を変えるようなものだ」と発言しただけでユーロドルが1.35ドルへと売り込まれたことからも、足下の悪さは見る限り明らかです。
 これをチャンスと捉えるのかリスキーな問題として避けるかでトレーダーの質が変わってきます。個人的にはこの辺りの問題児となっているペアに少額からポジションを散らして取っていきたいところですが、夕方あたりからの波間をざっくりと取っていく程度に留めておいた方が良いようにも思えます。




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