名残雪と桜が出会うチャートの境目

★本日以降（３月１２日〜）の注目点★
・ユーロ圏の財政悪化懸念や信用不安
・『米国の出口戦略・金融政策』への思惑
・『中国の金融引き締め強化』への思惑
・『期末・年度末要因(リパトリ＆他)』による変動
・来週に『EU財務相理事会』を控える点
・来週に『FOMC政策金利＆声明発表』を控える点
・来週に『日銀金融政策決定会合結果発表』を控える点

★本日の注目指標★
・06時45分：NZ)小売売上高指数＆【除自動車】
・20時00分：欧)鉱工業生産
・21時00分：加)失業率＆雇用ネット変化
・22時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
・23時55分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】

★葵の私見★
　今朝はクロス円全般に円が売り込まれる展開が続いています。前日の米国株の上昇と円安を受けた日本の株高期待や、来週の日銀政策会合で新型オペの拡充が検討されていること。中国の前日の物価指標上昇は天候要因などが影響しており、事前の予想の範囲内だったと政府から説明が出されたこと、等を受けてのリスク回避の資金巻き戻しのようです。

　ただ、この動きに入る前から底値を切り上げるような動きは続いていたわけで、昨今の米国指標を見る限りでは、未だ本格回復したわけでもないのに上値をトライするようなチャートを作ってきています。
　来週のFOMCへ向けての思惑が持続しており、先行した期待感が需給を変化させたのだと思われます。
　ファンダ的にも一目的に観ても、この週末から来週頭あたりが変化日となる可能性が高いと思われます。

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