嵐吹きすさぶ週末の夜明け

★本日以降（５月７日〜）の注目点★
・週末要因
・加速しているリスク回避の流れ
・ギリシャを中心とした欧州の信用不安
・臨時のEUサミットが開催
・明日に臨時のIMF理事会が開催
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表
・欧州の主要金融機関の決算発表→RBS

★本日の注目指標★
・10時30分：豪)RBA四半期金融政策報告
・20時00分：加)失業率＆雇用ネット変化
・21時30分：米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率

★葵の私見★
　今朝はトレーダーの方ならチャートを見てぶっ飛んだ方も多いのではないでしょうか。ダウ平均が一時998ドル安まで下げ幅を広げ、節目の1万ドルを割り込みました。引けにかけては大きく戻して３４７ドル安程度ですが、長い髭を示現しました。
　当然、原油も売り込まれ、不安心理が台頭して金は最高値を伺うような動きです。
　クロス円全般も下落を余儀なくされ、特にユーロとポンドは売り込まれる材料に事欠きません。これだけの動きがあった後なので、しばらくは値幅が大きく動くことになりますので、スキャルプ的な小幅トレードでも十分に利益を狙えそうです。ただ、大局の流れとしては分からないところもあり、昨夜のダウの長い髭がセリング的な動きとなって反発するのか、そのまま再度売り込まれるのか。少なくとも日経平均を含めた各国の株式市場はは昨日に引き続き更に売り込まれることが予想されますので、その動きに合わせたトレードが必須となりそうです。

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