下にぃ〜下に〜

★本日以降（５月１９日〜）の注目点★
・ギリシャ債の償還日
・加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・中国による金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
・米国の主要企業の決算発表
・5月15日が大量の米国債償還・利払いの日だった影響
・米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題

★本日の注目指標★
・17時30分：英)BOE議事録公表(5月 10日開催分)
・21時30分：米)消費者物価指数＆【コア】
・25時00分：欧)トリシェECB総裁の発言
・27時00分：米)FOMC議事録公表(4月27日・28日開催分)

★葵の私見★
　昨夜の段階でダウの先物が上昇していたことから、そろそろ反転かと考えていた方達も多かったと思います。実際、葵もそう思っていたのですが、ダウ開場後しばらくは買われていたのですが、その後は見るも無惨な結果となりました。
　最近は株式と為替の連動性が高まってきています。昨夜のダウが分岐点を下に抜けてきたこともあり、為替もクロス円全般は軟調な展開です。しかし、いい加減反転だろうとして逆張り的に買いを入れるのは危険です。ダウが危険な形で終わっているので、未だ次の安値をさらいに行くと思われます。ということは、他の株式市場も当然、その様子を見ながら寄りつくので、各国の市場開場時間前後には連動性の高まっている為替も並行して円高への流れが起こる可能性が高いです。もっとも、最近では上海市場なども時価総額が増してきているので、ダウより上海時間での小反発はあるかもしれません。しかし、本格的な反転で考えるなら、やはりダウの時間を過ぎる必要があります。
　ですのでしばらくは順張りで円買い方向。円を売るのであれば夜になってから、が基本だと思われます。

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