新しい週へ向けてのトレード

　木曜日のBOE 政策金利発表と、欧州中銀金融政策発表が気になるところですが、その前日にアメリカでベージュブックが出されます。
　いつものことですが、週の始めには大きく動くことがあります。しかし、月曜日は大きな経済指標の発表がない為、目立つのは初動のみ。その後、ベージュブックの発表までを１サイクルと考えると、月曜日の最初に大きく動いてから火曜日は緩やかに上下動。その後、水曜日に変化してから各種指標の波を描くと考えられます。
　本番の短期値幅取りは週の中〜後半に狙いを定めるとして、前半は小枠で大きめの値幅取りに徹して静かに始める方向で良いように思えます。

　新しい首相の影響は限定的と思われるので、気にするところとしては世界経済全体の流れそのもの。つまるところ株式の動きに注目していると、流れを掴みやすいのではないでしょうか。連動性が高まる時、薄まる時が分かれますが、総じてリスク回避＝円高とは限らないので、思いこむことなく、流れに乗ることにのみ注意する必要がありそうです。

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