お仕事帰りにupしました

 最初からこう言うのもなんですが、来週もワールドカップ出来高は期待できそうにありません。トレーダーとしては梅雨時の大工のようなもので、商売あがったりな雰囲気です。もっとも、消費者物価指数を上げるためには、こういったビッグイベントも必要なのかと。ヨーロッパへの旅行者も増えるし、ハイビジョン液晶TVも売れるわけで長い目で見れば良いのかな、と思うこの頃。


 とはいえ、市場を見渡すとドル円だけでなく寂しい流れがあちこちのペアで続いていますね。小さな値動きばかりであるなら、それはそれで稼げないわけではないのですが、やはり出来高あっての流動性相場が基本なので仕掛けづらいです。

 23日(水)がFOMC金利発表なのですが、意外と「利上げしちゃおうかな」とかバーナンキ議長がお茶目がことを言ってくれると出来高がないだけに超大荒れ相場が到来するのではないかと密かに期待していたりします(99%なさそうです)。


 さて。まじめな話、現在続いている相場の流れからすると、ダウが崩れそうで崩れず。週足で見る限りでは「このまま上抜ける方向?」と怪しいもみ合いが続いています。これは連動しているクロス円全般に言えることですが、実際のところ、週明けがギャップアップして寄りつけば、そのまま1週間、上方向へ向かうのではないかと予想しています。週末の話題として人民元の切り上げがあがっていますが、この辺りが追い風となってくれればドル円100円への復活もそう遠い日ではないと予想しています。

 今のところ注目しているのが豪ドル円です。出来高が少ない相場では値幅取りできるペアが限られてきてしまいます。ですので、パット見大きそうな豪ドル円が取りやすくて良いのではないでしょうか。
 次に7月に利上げ期待がありそうなカナダドル円。なんだかんだ言っても経済的に強い国は値動きにもねばり強さがあります。もっとも、値動きの底が抜けてタガが外れると極端に下がったりというのもあるので、小枠で時間をかけてじっくりと取りにいきたいところです。

 

 最後にまとめとして、相場全体に比較的、落ち着いた動きが多いので小幅なレンジ相場を予想しての小さいトラップリピートを複数張っておく。または手動で同様に計画を立ててみるのも面白そうです。