週末にトレンドの転機となるか

★葵の私見
　いよいよもって雇用統計の控える週末となりました。既に来週のFOMCを睨んでの期待感が底堅い動きを演出しているようですが、ドル円は８５円台中盤まで食い込んだことから、今夜の数字によっては跳ね返るのか沈むのか運命の分かれ道です。もっとも、ここで需給の改善が起これば、よほどの悪い数字でない限りは、一時的に円買いが進むことはあっても下髭をつけての反発に終わるような気はします。

　ユーロは一方通行的な単調な展開で買われ続けていますが、しかしいい加減、大きな需給のしこりに差し掛かっていることもあるので、ここからはエントリーしずらいものがあります。

　自分的にはポンドの鉱工業生産で値動きが激しくなったところを小枠で取っていき、アメリカの雇用統計はノーポジでやり過ごし、夜明けに週足や日足を見てから来週へ向けての反発を期待しつつロールオーバーというのが良さそうに思えます。

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