そろそろ子供達が夏休みの宿題に追われる季節ですね

★葵の私見
　ダウがなんとか１万台をキープしたまま引けて５日ぶりの反発となりました。
　日銀の為替介入がありえると警戒感が広まると、それまで売り崩していたディーラー達が買い戻しを急ぎました。全ての経済は流動的に連鎖しているので、まずクロス円各種が上昇。次いでアメリカの長期金利も上昇と同時にダウも陽転。加えて原油価格も金の先物相場も勢いよく反転。

　ここまで分かりやすい相場も久しぶりな気がします。それだけ今までの値幅と圧力が強かったことの現れですが、しかし、これだけで本格反騰と言えるのかどうか。要人発言でまたつまらない言葉しか聞けないと再度下落しかねません。

　原油などはかなり大きな反騰となりましたが、比べてドル円はそれほどの伸びしろはありませんでした。あくまでも上値抵抗帯の下だけでの動きですので、大きなトレンドの中の一つの波間にしか過ぎないのか。それとも大きなトレンドの転換となるのか。

　ダウの影響を受けた世界の市場は日経平均も含めて上昇することが予想されます。その連動性が剥離しない限りはクロス円ももう少し上値を試すと思われます。問題はその後。ダウ先物が動き始める夕方から後の値動きで今後の方向性が定まります。今夜の週間新規失業保険申請件数がどれほどの数字なのか。今夜の最も注目すべきポイントです。

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