長大な山を描くか、小物で終わるか

★葵の私見
　堅調な値動きが各ペアで続いているようです。特にドル円は今までが何をやってもなかなか反転に転じなかっただけに、一度転じると独自の値動きで上がっていくようです。
　また、昨夜もダウが揉み合いながらも上昇して抵抗帯を抜けてくるチャートを作っていたので、この形からだと日経平均にも上昇圧力が加わると予想。当然、連動する為替ペアももう一段高が期待できます。そして、大切なのは今日が週末の金曜日という部分。
　ここで最後が陽線の出現するチャートで終わると「クロス円全体の上昇トレンド」となり、今までの谷が深かった分、極端に大きな高い山場の形成もあり得ます。１〜２ヶ月単位での長い目で見た先々の話ですが、豪ドル円などはギリシャショックの起きる手前の水準近くまで上昇することも十分ありえると思っています。

　これらのシナリオが進むかどうかは今夜の２１：３０、アメリカの消費者物価指数やミシガン大学消費者信頼感指数によるところが大きいので期待が大きく、多くのトレーダーが見守る中でのダウの寄りつき等々。今週末はできるだけ時間を空けて相場の下調べに費やしたいところです。

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