この危ういバランスが何よりも楽しいですね

★葵の私見

 ドル円がようやく83円台に突入したものの、緩い動きで小幅値動きとなりました。

 もっとも、ここまでの円売りとなったことにより、随分と多くの輸出企業は助けられたように思えます。


 一方、ユーロは上値の重い展開。相変わらずのギリシャポルトガル、スペインの緊縮財政が税収不足を生むという懸念材料がくすぶっています。EU財務相会議では、アイルランドの金融機関への資金支援による財政悪化懸念が後を絶ちません。


 これによるユーロドルの下落は次の谷間を目指す恰好となり、代わりにドル円の上昇へと拍車がかかったわけです。


そして、今夜の22:30。アメリカの消費者物価指数がこの流れを助長させるかどうか。今まで好調な数字を出してきただけにFRBの描くシナリオよりも早くに円の売り戻りとなったようですが、もちろん、当局の冷やし水も考慮に入れてのトレードとなりますので、常に半分利食い、半分ホールドでの緩いスタイルで考えると大火傷せずに良さそうです。



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