本日の相場観

 過去の値動きを見ながら様々なトレード法を模索している段階の葵です。
 最近のトレード法の傾向として、RCI(スピアマンランクカラー)の有効性が分かってきました。他のストキャスやRSIも良いのですが、より、過去の値動きを取り入れた変動率を計算してくれるようで、実際に非常にタイミングを合わせやすいです。
 ただ、大切なのは他トレーダーもよく言われることですが、「足が確定してから」でタイミングを見た方が、より確実です。そのぶん、収益が減ってポジションは不利になりますが、きちんと流れが出てからなので、その方が総合収支で見た時の利益は上のようです。焦らず腰を据えたトレードが良いということですね。


★本日以降(6月18日〜)の相場観と考察★

 昨日の予想は最終的には外れていなかったものの、一度ロスカットラインに抵触した後での下げでした。ユーロドルで1.4100を軽く越えて跳ねました。それだけパニックに陥っているトレーダー達が大勢いた、ということの現れと考えられます。「下がる筈だ」と思いこんで見切り発車をすると痛い目を見る、という良い教訓かもしれません。最終的にトレンドの方向性もターゲットプライスの値幅も間違っていなかったので、こういう損切りはもの凄くもったいないです。反省して次の予想に生かせるよう頑張りたいと思います。


【ユーロドル】
ユーロ売り 1.3850ドル近辺での揉み合い

 この文章を作成している段階で、消費者物価指数が発表になりました。ほぼ予想通りの数値だったのですが、この発表の1時間ほど前から原油相場が軟調さを目立たせてきました。
 こうなってくると、それまでの流れが反転。あるいは、その近辺での揉み合いとなる可能性が高いです。この辺りでのレンジ相場になると考え、ボリンジャーバンドを中心としての短期逆張り。あるいは様子見が賢明な判断だと思われます。

 ただし、このレンジ相場は今夜中に終わる可能性が高いです。バーナンキFRB議長の講演がありますので、それを材料視する形になれば、どちらかへの方向性が定まってくるのではないでしょうか。


ドル円
ドル売り 96.00円以上
ストップロス 96.50円以上
ターゲット 95.00以下

 かなりしっかりとしたダウントレンドに見えます。ダウも軟調に推移しているので、今日から明日にかけては下げ続けるように思えます。ただし、ダウは既に下値抵抗線に支えられながらの推移に入ってきているので、逆に今夜反発するようなら明日まで続く上昇の可能性が出てきます。一番高い可能性としては、多少の反発を見せながらも最終的には週末に向けて下落、という形と考えています。