うだる〜

 “うだる”と言う言葉があります。これは茹でる(ゆでる)という漢字を当てて“茹だる”と書くそうです。辞書を引いてみると、暑さでぐったりとする様、とのこと。
 本日の日本列島は日中野外の仕事者にとって、死の宣告とも言える梅雨明けを象徴する日差しでした。

 当然のように私の仕事もうだるような暑さの中での作業でした。家から持ってきた自家製麦茶があっという間になくなっていきます。この暑さ多くの人は嫌がるものですが、しかし、考えようによっては、ちょっと助かってもいます。寝不足していると、どうやっても作業の合間に意識が失われがちですが、これだけ暑いと、眠気さえ薄らいでゆくようで、結構、耐えられるのです(私にとっては暑さよりも眠気との戦いの方が切実な問題ということですね)。
 
 ものは考えよう。これもトレードに生かせればなあ、と考えています。昨日、システムトレードをバックテストで100回ほど走らせましたが、その時に、「大したことないなあ」と考えるか、「これって研究次第で裁量トレードに組み込めるんじゃないか?」と考えるか。後者にするなら腕が必要ですが、常に前向きな姿勢でいられるよう意識を保っていきたいと考える昨今ですね。


★本日以降(7月16日〜)の相場観
 今日は早めにアップできましたので、指標発表のタイミングに合わせて書いています。いつもこのように書いていければ良いのですが、なかなか仕事の都合上、アップ時間が定まりません。申し訳ありませんがご了承下さい。
 日経平均は9300円代を回復したものの、上値を抑えられる展開。それに呼応して円ももたついた動きが続きます。一方ドルはゴールドマンサックスの決算に続いて半導体企業業績が良かったのだとか。おかげで日経を置いてきぼりしてダウは元気よく8300ドル代半ばです。
 ここで上値を叩かれるかどうかという水準ですが、夜半に控えているFOMCに注目が集まります。FOMCの控えている夜は全く動かないか、緩やかに一方通行に動くばかりかのどちらかに偏りやすい傾向があります。普段通りのトレードにちょっとアクセントを加えてみるのも良さそうです。


ドル円】方向性・揉み合いからやや上昇へ

上値の節目…93.80

ブログ作成時の現値は、93.63

下値の節目…93.35

 ニュージーランド沖でM7.8クラスの地震が起きた際に相場が反転したようです。こちらの確認できるタクティコチャートでは、ドル円ベースで93.75付近までガツガツ上がっていたいたものが、冷やし水を浴びた沸騰湯のように、10日移動平均線を下回り今も下げ続けているようです。
 既に、-1σまで到達していることから、21:30頃、発表の指標を元に上下動した後に反転‥‥‥となるかどうか。米の消費者物価指数は昨年比として見ても、今年の3月頃から-0.4%、-0.7%、-1.3%と連続して低調続きだっただけに、今回は予想コンセンサスを越えて欲しいところです。
 今、21:30を過ぎたところですが、ドル円が跳ね上がりました。未だニュースはチェックしてはいませんが、どうやら好調な数字だったようです。ただ、このまま、この1σ 〜 -1σ間のレンジを抜けてくるかどうかまでは分かりません。少なくとも、ゴールドマンサックスの決算発表後の上昇にあった壁を上値の節目としてみました。ここを越えて94円代へ入るかどうか。要注目ですね。


【ユーロドル】方向性・上昇

上値の節目…1.4150

ブログ作成時の現値は、1.4089

下値の節目…1.3950

 日本市場が引け近くまで静かな動きだったのは、日銀の政策金利の発表がやや延期されたこともあり、様子見ムードだったようですが、蓋を開けてみればどうということなく、予定されたシナリオ通りの金利据え置き&企業支援継続という、いかにも日本人らしい無難な対応。
 しかし、時を同じくして中国のGDP成長率が8%越えそうだとニュースで流されるやいなや、昨日に記した1.4000の節目をあっさりと突破。節目を越えた後はやはり上昇し続けています。この辺りの動きは悪くありません。
 しかしながら、既に次の壁(4時間足での1σ)が迫ってきているので、ここを突破できるのかどうかですね。