庭師のサム

 映画『指輪物語』に出てくる庭師のサム、という男がいます。主人公のフロドが指輪を捨てる旅に出た際、彼を支える為に最後まで一緒にいたタフガイですね。
 「なんで庭師ごときが闇の国モルドールまで一緒に行ったんだ?」
 とお思いの方もいるかもしれません。

“植木屋(庭師)”と一口に言っても、その意味は様々で、剪定や刈り込みばかりを専門にする、本当の意味での植木職人の人達もいれば、造園業として土木の基礎知識からやる人達もいます。
前者はよく分かりませんが、後者はかなりハードな肉体労働もあり、鍛えられること間違いなしです。今日などもクラクラするような暑さの中、頑張ってきました。これを機に精神的にもタフガイになりたいと思っている葵です。



★本日以降(7月31日〜)の相場観
 先ほど21:00以降、ドル円の急激な上昇が目立っています。ひょっとしてドルが強いのかな、と思って米ドルカナダドルなどを見ると逆に下落しています。ひょっとして、と思って原油を見てみると、やっぱり反転を開始していました。
 ここまでの相場のパズルのピースはちゃっちゃと組み上がりました。クロス円全般が円売りに傾いているということですね。起爆剤となったのはタイミングから見て米国の失業保険申請件数でしょう。
 すると、今夜遅く(26:00)に発表の7年国債入札に向けて新たな波が出来るのかどうなのか‥‥‥。今夜はその辺りを意識しての節目です。


ドル円】方向性・大きい波を描きながらの上昇
上値の節目…95.65

ブログ作成時の現値は、95.55

下値の節目…94.50

 米新規失業保険申請件数は58.4万件となり、市場予想より申請件数が多い(弱い)結果となりました。一方、失業保険継続受給者数は619.7万人と、市場予想の630万人より強い結果となりました。
 これを受けて、ダウも開場早々から怒濤の+100ドル上げ。「今日下げてくれれば、黒三兵が示現して、そのまま下落トレンドだ」として連動性をアテにして売り仕掛けてはロスカットという人もいたのではないでしょうか。
 トレンドの継続を考え、下値の節目はサポートライン上としています。


【ユーロドル】方向性・下落
上値の節目…1.4085

ブログ作成時の現値は、1.4028

下値の節目…1.3920


 ここまではっきりとした下落トレンドを描いていながら、いよいよ反転かどうかというタイミングに合わせてブログアップになってしまいました。上記の節目は次のトレンド決定の要素というよりも、トレンドが決まり次第、その値動きが続いた際の壁として記しました。
 少なくとも、しっかりとしたトレンドの形成が確認された後でなければ、おいそれとエントリーはできないと考えての上記の表記です。果たして、次のトレンドはどちらなのか。この先の値動きの荒い時間は要注目ですね。