自分との戦い
■８月２８〜週末までの実トレードの分析結果。
８月２４日（月） ＋３２,３００円（１３回）
８月２５日（火） ＋３９,８００円 （９回）
８月２６日（水） −３８,６７０円（４０回）
８月２７日（木） −３,００７円（３８回）
８月２８日（金） −３７,５６５円（２６回）
総純損益：−７,１４２円
総トレード回数：１２６回（一日平均：２５．２回）
最大利益：２８,４００円
最大ドローダウン：−４４０７６円
初期投資額からのドローダウン：４１４５０１円
総利益額：＋２６９,２９２円（８５回）
総損失額：−２７６,２７７円（３９回）
勝率：６６．９％
プロフィットファクター：０．９７倍
期待損益（平均損益額）：−５６．２円
＊同値撤退は損失、収益どちらにもカウントはしていませんが、トレード回数として含んで計算しています。
今週も先週同様、実トレードを行いました。
生活費や、その他諸々の為に８万円ほど出金していますが、それらは口座残高として反映されているだけなので、上記のトレードデータとしては“初期投資額からのドローダウン”の項目にしか関係ありません（ここの数値は実際には＋８０,０００になるということですね）。
さて、資産曲線や損益グラフを手元に置いて分析してみますと‥‥‥今週はちょっと酷いですね。前週も褒められたトレード内容とは言い難いのですが、今週は更になんとかしないといけないと反省しています。
最大の失敗は週末のミストレードです。これは完全な判断ミスをしました。木曜日の夜に大きく円高へと動き、クロス円全般が下落した際「今のポンドの弱さなら更に下抜けるか!?」などと考え、最後のセリングの投げが起きた後（つまり、反転する手前の最悪のポイント）で慌てて大枠を投入してしまったのです。しかも、許容しきれる筈もない損失が膨らんでいくのに更に焦って、ナンピン。
私はナンピン自体はあまり推奨しませんが、計画されたものなら１回まではOKとしています。ですので、ナンピン自体は問題ないとても、明らかに値幅も大して動いていないのに、マイナス金額を見てのすぐのナンピンなど、危険なだけで意味がありません。ナンピンは利益を増やすためではなく、損失を軽減＆回避する為のものと考えている為です。
この反省点はトレード日記に付けていくとして、問題は「何故、それが起きたのか」です。一つには疲れもあります。張りつめた精神でモニターを見ている時間が長いと、連日のトレードで体力も削られてしまいます。自分では休んでいるつもりでも、睡眠は浅いし、睡眠時間も短いものです。それだけ市場が気になってしまうんですね。
もし「木曜日のあの値動きと同じことが月曜日に起きたとしたら、自分は同じトレードをしていただろうか？」と考えると答えはノーです。明らかにノーです。
週末に近づけば近づくほど損益グラフの乱高下が目立ちます。この理由は２つあります。一つにはポジションの大きさに馴れすぎたことです。高速道路を走っていたドライバーが一般道に降りてきた時、大して飛ばしているわけでもないのに、スピード違反をしてしまう。あれと同じ現象が起きているわけですね。実際にトレードデータを見返しても、週の始めと終わりではエントリーしているポジションバランスが全然違います。これは意識して直していかないと、直せそうにありません。
もう一つには焦りです。当時のトレード状況と心理状態を考えてみると「今週は週の始めこそ良かったけど、それが続かずにジリジリとやられている。何とか取り返したい」といったところです。目を皿のようにして相場をチェックして、スキャルプ的な勝負を挑んでは余計な損失で資産を削ってしまう‥‥‥そんなこともありました。特に週末が近づけば近づくほどこの傾向は大きいようです。
株式や原油などの他分野との連動性があり、しっかりとした予測が立てられた後での「ああ、これなら勝てる」といった時に仕掛けたものは大体、取れています。そして、週の前半はそれが可能な相場付きだったわけです。しかし、途中から連動性は剥離し、方向感が定まらない相場に変わっていった時（今週で言うなら水曜日にそれが起こりました）。
とてもトレードのしずらい状況になってしまいました。あとはご覧の通りの結果が待っていたわけです。
今週は収益としてはありません。それどころか、小幅ではあるもののマイナスとなりました。正直、悔しいものです。しかし、その間に得られたデータはかなり内容の濃いものだったと自負しています。
実トレードに入ってまだ二週間しか経っていないので、データが少なすぎますがそう外れてはいない筈です。
このデータを今後に生かせるかどうか、です。総選挙の結果がどのように為替に影響するかも気になるところですが、外部環境がどうよりもまず自分自身がしっかりしないといけないですね。
今週の時間が無駄に終わってしまうのか有意義な時間だったのか。これからの結果で示してく為にも、来週へのトレード計画を一新して望みたいと思います。
