能を鍛えていい感じ

 最近、DSの脳トレで瞬間記憶が一番苦手ということを悟った葵です。
 恥ずかしながら記憶力が弱いのは集中力がないからなんでしょうね。だから相場にもナメられっぱなしなのかもしれないです。相場できちんとした収益が上げられるよう、もうちょっと脳を鍛えて調べものを充実させようとおもいます。


★本日以降(9月3日〜)の相場観
 昨夜のダウは静かな相場となりました。FOMCの前だけあって皆、動きがとりづらかったようです。
 発表された議事録要旨では、今年後半の景気回復は緩やかになるとのことで、控え目な内容だったこともあり、ドルは軟調な展開を見せました。ドル円は久しぶりの92円割れを示現。
 しかしながら、さすがにここまで下がるのは基軸通貨の安心感でしょうか。今のところは、一方的な円高にも歯止めがかかっている状態です。

 一方、株式を見ると昼を過ぎてからというもの、上海株を中心に上昇を開始しました。何でもIPOの上場を9月から向こう半年間ほど取りやめるとのことです。風呂釜の大きさが大きくなることがなくなれば中に入る水量が同じでも水かさが増すのは当たり前ですが、それにしても、珍しい材料で上げるものです。

 さて、今日の指標発表に目を向けるとイギリスのサービス業PMIが17:30から。18:00にはユーロ圏の小売売上高。20:45にいよいよECB政策金利が発表。そして21:30のトリシェ総裁の記者会見と同時に米国からの週間新規失業保険申請件数が発表されます。最大のイベントは23:00からのISM非製造業景況指数ですが、今回の予想はようやく50%越えの52.9%です。今年の4月からようやく40%台に入ってきてからというもの、序々に回復してのようやくの数値です。ついこの間、話題となった自動車の買い換え支援策がこの数値を押し上げるであろうことが予想されます。もっとも、予想された数値も今まで以上に高いものなので、皆が期待しているだけあって材料出尽くしとなるかどうか難しいところです。


ドル円】方向性・下落
上値の節目…93.00

ブログ作成時の現値は、92.25

下値の節目…92.00

 下向きの波間を描いて下げ続ける様子は投資の教科書に出てくるような下げトレンドです。もっとも、癖のある動きなので、どこでエントリーとするのかは難しいところですし、「既に92円の安値まで来てるじゃないか」として、何らかの反発材料を機に猛反撃が起きるかもしれないことを想像すると、長期間で売り続けるのは難しいようにも思えます。
 今日はざっくり100ティック幅での節目としましたが、実際にこの価格帯を意識している方は多いようで、この間、下抜けして割り込んだサポートラインも、丁度、そのあたりにあります。


【ユーロドル】方向性・下落しながらの揉み合い
上値の節目…1.4375

ブログ作成時の現値は、1.4270

下値の節目…1.4170

 最近では一日に150 〜 200ティックほどの大きな上下動がありますが、それでいてスリッページが小さいので、ベタベタの短期取り用のペアとして見るのも良さそうです。特に指標発表の直後には危険すぎて仕掛けられませんが、発表からしばらくした後には、上下の節目を意識しての短期売買がやりやすそうな動きが続いています。
ダウや原油に連動しやすいので、最近は緩やかな波間の上から下へと移動中といったところのようです。小刻みな急な方向転換には相変わらず注意が必要となりそうな動きです。


★クロス円の気持ち★
<強>  ポンド円 → カナダドル円 → ユーロ円 → フラン円 → ドル円 → ニュージーランドドル円 → 豪ドル円  <弱>


 激しく順位が入れ替わり始めました。まず、豪ドル円が妙に腰が弱くなったと同時に上昇の勢いも削がれてしまった様子です。変わって静動のタイミングにムラがあるもののポンド円が下げ幅を縮めつつ上昇率がピカ一です。カナダドル円は底堅いのですが、今一歩上値が追い切れていません。ユーロ円は強弱中間くらいですが、もっとパンチの効いた上昇力が欲しいところです。フラン円は短時間ではあるものの売り込まれる値幅がそこそこあります。ドル円は一気に売り込まれてもすかさず買いが入り、なかなかしぶといので、この位置に。ブービー賞はオセアニア通貨のニュージーランドドルと豪ドル。どちらも、売り込まれる際の値幅が大きくなっているようです。チャートを見ると、それまで右肩上がりだったトレンドラインを1つ1つ割り込んで、トライアングルを下抜けた逆鍋型となっています。下落への連想が買いを鈍らせているのかもしれません。


 他が下がってもドル円が結構、ねばり強い動きを見せているので順位を浮上させました。豪ドルは相変わらずですが、ニュージーランドドルが売り込まれる際の値幅が大きくなりました。ポンドが弱々ですね、急にガクンと売られます。一方、ポンド以外のヨーロッパ系は底が堅い動きとなってきました。特にカナダドル、フランなどは下げ幅が小さくてきちんと上値を追ってくれているようです。