青い空、白い雲

 今日は久しぶりに日中の日差しを浴びながらバイクで買い物に行きました。青い空に雲が少し。モニター以外のものを見ていると、トレードで疲弊した気も晴れます。
 最近、相場に向かい続けて、少し疲れ気味だったので丁度良い小休止でした。こういった時間も人間には必要なものだなぁと感じた葵でした。


★本日以降(9月15日〜)の相場観
 昨夜のダウが思った以上に強く、前日の陰線などものともせずに上がっていきました。ポンドの激下げをよそにドル円は91円をつける堅調さで買い進まれていったのですが、その割りには金相場も上昇して1000ドルを越す動きに。皆の不安心理は資金の異動先に全時代で価値のある金を選んだようです。
 つられて今日の日経平均も堅調に推移していたのですが、日本市場が閉じてから動き始めました。円が買われてクロス円全体が総じて軟調な展開に。ドル円も本邦輸出勢の売りがあるとかで90円を目指して下げ開始です。
 今日の重要指標は17:30からのイギリス・失業保険申請件数。昨日から続くポンド激下げの要因はこの指標にあるとするなら、この発表を機に流れが変わる筈です。21:30からはアメリカの消費者物価指数を筆頭に、22:00の対米証券投資、22:15の鉱工業生産指数と続きます。
 特に消費者物価指数は注目が集まっており、1月から順に0.3 → 0.4 → −0.1 → 0.0 → 0.1 → 0.7 → 0.0%‥‥‥と8月まで続いていました。今回の予想で+0.3%予想ですが、そこまでの数字が出るのかどうか。前回の数値が0%となった際にはドルが一気に売られたので、今あるドル売りも、その指標に向けた不安心理と捉えることができそうです。


ドル円】方向性・下落
上値の節目…91.15

ブログ作成時の現値は、90.35

下値の節目…90.00

 今のところは90円割れを目指す動きですが、割れたとしてその後でどこまで行くのかが注目どころです。各メディアのストテジスト達はこの点にあおいてかなり意見が分かれるようで、中には80円割れを示現するのではないかとまで言う人もいます。それが正しいかどうかはともかくとして、このまま下値支持線を辿ってゆくと‥‥‥88円台に差し掛かることになります(もちろん、あくまでもチャートパターン通りにいけば、の話です)。
 なお、90円割れにはストップロスの注文が増えてきているとのことで、この節目を抜ければ下げが加速する可能性が出てきました。


【ユーロドル】方向性・上昇
上値の節目…1.4650

ブログ作成時の現値は、1.4700

下値の節目…1.4650

 昨日のキングBOE総裁の発言を受けて頭の重い展開となっていましたが、ドルの下落を背景に更に上値を追う展開となりました。もっとも、ユーロ円は大きな下げなので、ユーロが強いというよりもドルが安いと考えた方が自然です。この様子だと当面の間はドル円とユーロドルの逆相関チャートを見ながらのタイミングを計るトレードが良さそうです。