ちょっと早めのアップです

 ここ最近、妙に落ち着いて相場を分析している葵です。なんといいますか‥‥‥沢山の損失を出してコテンパンにされることによって、不思議と余計な感情が削ぎ落とされていくような気がします。同様のことを言われているトレーダーがいますが、もし、これが正しいトレードへの道なら、今までの苦労もいつか報われる日が来るのでしょう。それを信じて今日も相場の情報を集めながら考察を重ねています。


★本日以降(9月16日〜)の相場観
 昨夜のダウはバーナンキ議長のポジティブ発言もあり、加えて鉱工業生産指数予想を上回り好調な数字を出して108ドル高の大幅上昇となりました。クロス円およびクロスドルは大きな下落から始まり、大きな上昇へと大波を描くことになり、悲喜こもごも皆さんの資産も大きく増減した一日ではないでしょうか。好調な数値を出し続けるアメリカですが、未だ地銀の破綻は続くと言われていることもあり、いつどこで爆弾が作動するのか分かりません。
 気になるところとしては、ここ連日で売り込まれていたポンドが調整終了となるのかどうかです。ポンドを挟んだペアのあちこちでは節目と見られる値の煮詰まりを感じさせる動きが続いており、注目どころです。
 さて、今日も多くの指標が控えています。15:30から日銀の白川総裁の会見。17:30からはイギリスの小売売上高。節目に止まっているポンドの方向性を決めることとなりそうです。カナダが消費者物価指数を20:00に、続いて政策金利を21:00に発表となります。
 一方、アメリカの指標は21:30に住宅着工件数。23:00からはフィラデルフィア連銀景況指数などが控えています。ドル円の行方を左右することになりそうですが、91円の上値抵抗線を越えるのか、90円を割れるのか。どちらに転んでも他ペアへの影響は大きなものとなりそうです。


ドル円】方向性・揉み合い調整
上値の節目…91.40

ブログ作成時の現値は、91.10

下値の節目…90.00

 90円手前でのオプション取引の買い観測がありますが、90円割れではロスカット注文が散見されています。昨夜「このまま90円割れいけるか!?」と思った方も多かったのではないでしょうか。一部、金利が早期上昇するのではないか、との噂から長期金利が上昇。これにより、90円割れ寸前から91円への反転となりました。
 どちらの節目にもショートカバーの買い戻り、売り戻りがあるので、どちらに抜けても勢いが増す値動きとなる様子です。全てのペアの行く先を占うだけにかなり注目です。


【ユーロドル】方向性・揉み合いながら上昇
上値の節目…1.4850

ブログ作成時の現値は、1.4725

下値の節目…1.4670

 こうも上昇トレンドが続くことになると、とりたてて書くことも少なくなってしまいます。昨日までに書いたことと重複してしまいますが、ドル円がどちらに節目を抜けてくるかにより、この辺りを天井とするのか、更なる上値を追いかけるのかがはっきりとしそうです。今からこのトレンドに乗るのが不安なようでしたら、徹底して動きが出てからに徹しても良いと思われます。