相場も一緒に雨模様

 今日も雨がシトシトの東京にいる葵です。
 こういう日は窓から曇天を眺めつつ、やっぱり相場に向かう時間を増やしています。
 しかし相場の動きも天気模様もいまいちはっきりとしない日々が続いています。休むも相場ということですので、こういう時は無理をせずに次のチャンスを待つ充電時間となりそうです。


★本日以降(9月30日〜)の相場観
 どうにもはっきりとしない値動きが続いています。
 ケースシラー住宅価格は3ヶ月連続での改善を示しており、米国回復の兆しも見え隠れしてはいるものの、消費は弱く、雇用の悪化も未だに良い数字が出てきません。全ての指標をざっと見渡しても、この2点が目立って引っかかっているところで、昨夜のダウが小幅続落となったのも無理からぬ動きといったように思えます。
 一方、イギリスではgfk消費者信頼感指数が予想を上回る改善を示し、先ほどブラウン首相がスランプを脱したと宣言したこともあり、反転上昇ムードに入っています。今までどこよりも弱かったポンドがこの勢いをどこまで持続できるか注目です。

 さて、今夜は特に指標発表が多くあり、複雑な値動きになっていますが、何よりアメリカのGDP及び、ADP全国雇用者数が発表になるので、方向性を見極めてから動きたい、といったところでしょうか。

ユーロが18:00から消費者物価指数・速報値が。アメリカは21:15からADP全国雇用者数が21:30からは第2四半期GDP・確報値が発表となります。


ドル円】方向性・揉み合いながらの分岐点
上値の節目…90.45

ブログ作成時の現値は、89.85

下値の節目…89.50

 なんともつかみ所のない、のらりくらりとした動きが継続中です。トレンドフォロー型のトレードを旨としている方は、こういう時に手を出してしまうと、擬似的にトレンドが発生した、と勘違いするような値動きで手を出してしまい、細かい損失を出してしまいかねません。こういうときは休むも相場とするべきか、少額のみエントリーして放置。あるいは、小さな波間のみをとりに行く、短期逆張りも一考です。
 どのような方法をとるにせよ、指標発表などにより動きが出始めるまでは、今の相場が継続されることを考慮した方が良さそうです。


【ユーロドル】方向性・揉み合いながらも緩やか上昇
上値の節目…1.4830

ブログ作成時の現値は、1.4600

下値の節目…1.4530

 底堅い動きが継続されています。昨夜から上値を更新するような動きが続いており、少しずつ反転上昇の気配が漂っているものの、今一歩、上値を追いきれないといったところでしょうか。ドル円との逆相関関係も崩れることが多く、方向性も定まっていないことから、今のところは少額の押し目買いを入れていくという程度の消極策に落ち着きそうです。