翼は二枚で羽ばたける

 最近、トレード用の口座を二つ使うことにした葵です。資金を分けて、それぞれの口座でやるべきトレードスタイルも変えていく予定なのですが、2つの発注画面を常時出しておくことになるので、再びPCの処理速度が気になり始めています。多少は高速化したのですが‥‥‥元々が遅い機体なので、その分、頭を使って少し早めに動くよう、配慮しないといけなさそうです。機体の負荷は腕でカバーですね。


★本日以降(10月1日〜)の相場観
 昨夜は引き続き資源国通貨が買われており、ドル安が目立ったのですが、WTI原油価格が5%を越えるほどの上昇を見せたこともあり、NYダウ底堅い展開となりました。
 とはいえ、いまいちぱっとしない動きであったこともあり、日経平均は小幅続落です。
 一方、為替ではSNBの介入観測からフランが急落、同時に南アフリカの携帯事業統合交渉が破棄され、南アフリカランドも急落となりました。さらに言うと、ロンドン時間での早朝、アルムニア欧州委員のユーロ高に対して話し合うとの発言を受けて(たったそれだけで?)ユーロが急落。もっとも、円に対してはそうでもなかったので、もっぱらユーロドルの後付材料のように思えてなりません。
 こういったニュース報道や株式との連動性を調べれば調べるほど、改めて「こんなの読めないよ」と認めざるをえません。今に始まったことではありませんが、いつどこで地雷が炸裂するのか分からない平原を渡り歩いているような気分になってきました。

 それはさておき、今日は指標が多い一日です。イギリスは17:30から製造業PMIが、ユーロは18:00から失業率が。20:30から先はアメリカづくしで、チャレンジャー人員削減数から始まり、21:30からは週間新規失業保険申請件数。22:00はバーナンキFRB議長の議会証言。そして23:00が最大の節目、ISM製造業景況指数と中古住宅販売保留‥‥‥と続きます。他にも講演を含めれば、更にあちこちに地雷が埋まっているのですが、これらはチェックしきれない部分ですので割愛します。

 特に為替は読めないものと感じている昨今ですが、それだけに、こういった重要指標くらいはチェックしておいた方が良さそうです。


ドル円】方向性・揉み合いながらの分岐点
上値の節目…90.20

ブログ作成時の現値は、90.05

下値の節目…89.50

 昨夜から今日にかけて堅調な展開が続いており、上値抵抗線の付近まで上昇してきました。日経平均が弱含んだことから、一時89.67円まで下押しすることがあったのですが、今日の指標に対する期待感もあってか、上昇を続けています。一説にはG7への発言がユーロ安と同時にドル高へと繋がったという報道もありますが、はっきりとしません。ただ、確かなことは大きなボラティリティを伴いながらもゆっくりとトレンドを形成している、ということだけです。「緩やかな大波」といった形容がしっくりときます。
 ここから先の時間帯は指標が目白押しなので、動いてからの仕掛けが良いかもしれませんが、指標のない時には、こういった緩やかな動きに合わせて、時間をかけてトレンドに乗せていくトレードも良いかもしれません。


【ユーロドル】方向性・揉み合いながらも緩やか上昇
上値の節目…1.4560

ブログ作成時の現値は、1.4580

下値の節目…1.4550

 急落した後にバウンドして揉み合っている状態といったところです。もっとも、上下動は激しいものの、一日の間に動く値幅はおおよそ分かってきてはいるので、そういった意味では、少額をエントリーしてのざっくりとした大きな値幅取りもやりやすそうです。ただ、今日は指標の数が多いこととG7がありますので、大きな値幅取りには勇気がいりそうです。