掃除掃除、ひたすら掃除

 最近、改めて自宅の掃除に力を入れている葵です。
 母がこの間、転んでからというもの、足腰の痛みがなかなか引かず、自分が家事をこなすことが多くなりました。特に掃除は足腰に負担がかかるため、自分が担当しているのですが、なにしろ古い家なので、補修も含めて掃除しなければならない箇所がかなり出てきました。最近、トレードの不調も目立つことから、心を落ち着かせるためにも自分にとっては良い機会であると考えています。


★本日以降(10月12日〜)の相場観
 先週末の金曜日、ドル円が底値を叩きつつ反転してきたので「売り込みどころだ」と思われた方も多かったのではないでしょうか。上値抵抗線に抵触した頃合いでもみ合いに入ったので、そのまま静かに週末を迎えるように見えたのも束の間、週明けギャップダウンして始まるものの、先週末の上値を超しての上昇となりました。
 バーナンキFRB議長がインフレへの懸念を抑制する意味で、金融政策を引き締めることを示唆する発言をしたことがきっかけとなったようです。
 さすがにここまでドルが安くなったことを受けて、8月の米国貿易赤字も307億ドルと予想より縮小した数字を出してのドルの買い支えも入りました。思えば、去年までは−600〜700億ドルの赤字だったわけですから、ドル安も米国にとってはマイナス材料だけでもないわけです。しかし、かといってこれ以上の極端なドル安もバーナンキ議長の言うようにインフレ懸念を孕んでいるわけですから、とどのつまり、この90円近辺の価格帯が米国にとっても、他国(日本の輸出企業など)にとっても一番、居心地の良い価格帯のように思えます。
 葵的には当面の間は90円を挟んだもみ合いが続くのではないかと考えています。

 さて、今日は日本の株式市場が祝日でお休みです。先週末の流れを引き継ぐ形でドルが買われていますが、需給バランスが崩れない限りはそのまま継続方向でしょうか。目立った指標の発表がない一日ですので、明日の明け方にあるニュージーランドの発表までは純粋に需給と突発的な発言のみが左右する木訥とした相場となりそうです。


ドル円】方向性・上昇

上値の節目…90.30

ブログ作成時の現値は、90.25

下値の節目…90.00

 かなり良い勢いで上昇してきました。先週末に入る前のストラテジスト達の意見では大半がこのまま安値を更新していくものと考えられていたようなので、大勢に逆らうという相場の法則が生かされたような形となっています。
 すでに上値抵抗線の上端ギリギリまで買われてきてはいるので、ここから更に上抜けるかどうかが注目どころです。上抜けてくるようでしたら、92.5円の節目までの大きな山場を形成する可能性も考えられます。ただし、そこまでの動きをするようでしたら、まだまだ時間はかかると予想されるので、今はもみ合いを短期で取っていく程度に留めて様子見が良いのではないでしょうか。


【ユーロドル】方向性・下落からのもみ合い

上値の節目…1.4735

ブログ作成時の現値は、1.4695

下値の節目…1.4675

 ドル円の上昇に逆相関して下落してきたものの、かなりもみ合いの時間が長くなってきたようです。元々、大局で見た上昇トレンドの中にある動きではあるので、下落幅はそれほど大したことはありません。このもみ合いで反転してくれるようだと、更に次の価格帯へと値を進めることになります。ドル円の買い上昇力が一時弱まってはいるようですが、なかなか収まらないようですので、こちらもしばらくはもみ合いが続くものと思われます。
 今は大きな値幅を狙うよりも、ドル円同様に、揉み合いを短期ですくい取っていくのが良策に思えます。