お話しながらトレードトレード

 さっそくチャットルームで幾人かとお話できて楽しい葵です。
 特にリアルタイムでトレードをしながらの市況話はいいですね。やはり、トレーダーは孤独に耐えて収益を求めるよりも、仲間がいた方が精神的にも安定して良さそうに感じます。誰もいない時もありますが、伝言板のように発言を残していってもらえると、後でレスを書き残すこともあります。ログは流れてしまいますが、それだけに気軽な発言もできます。どなたでもお気軽に入室して下さいね(^^)。


★本日以降(10月15日〜)の相場観
 昨夜のダウはギャップアップしてその後も買われ続け1万ドルの大台に乗りました。政府の自動車買い換え支援制度が8月で終了したことの反動で、昨日発表された9月の小売売上高は1.5%下落しましたが、市場予想よりは改善した数字で着地となりました。やはり自動車関連の売り上げは落ち込みが酷いようですが、それ他は意外と堅調のようです。ようやくアメリカの消費が少しずつですが回復してきたということでしょうか。こうなるとあとは雇用と一緒に改善していってくれるのを待つのみです。
 また、JPモルガンも純利益が前年比7倍となり、大幅な黒字を確保しました。元々、ゴールドマンサックスが投資判断を引き下げられていたこともあり(今日発表ですね)、金融株関連に不安感が漂っていたようですが、それだけに、ダウ開場前にこの大幅な黒字決算は今後の決算開示を待つ金融株に反動買いを誘わせたようです。
 そして、注目のFOMC議事録はというと、住宅ローン担保証券の買い取りと政府機関債の購入を当初の年末から2010年3月まで延長したうえで、終了する方針も明らかにしました。住宅ローン担保証券などの購入では、1兆2500億ドル(約112兆円:さすがに米国はケタが違います)の購入総額をめぐって意見が分かれたようです。
 値動き的には来年の話ということもあり、往年の激動に比べればダウの流れに大きな影響はなく為替も思ったより激しい上下動もなく、珍しくほどほどに落ち着いた相場だったと思います。

 さて、今日の指標発表ですが、まず18:00からはユーロの消費者物価指数が発表です。前回は若干の回復を見せていますが、それを機に売り込まれていますので、今回も期待感が先行しているようなら、そうなる可能性があります。アメリカは21:30の消費者物価指数、週間新規失業保険申請件数、NY連銀製造業景気指数の三連発が発表になります。さすがにここではいつものように激しい上下動が予想されます。
 また、最後を締めるのは23:00のフィラデルフィア連銀景況指数と、24:00からの週間原油在庫です。今も上がり続けている原油がさらなる上昇をみせるのかどうかで、市場の流れが変わる可能性が出てきますので結構、注目している人も多いのではないでしょうか。


ドル円】方向性・揉み合い

上値の節目…90.50

ブログ作成時の現値は、89.65

下値の節目…88.85

 このところのドル円の下落も一服感が強まった気がします。もっとも、だからと言ってすぐに上値抵抗線を抜けてくるのが近いのではないかと判断するのは早計ですが、もし、数百ティックのリスクを許容しつつ、大きな値幅を狩りにいくような週単位での長期投資を考えるのであれば、この辺りから小枠での買いを考えても良いかもしれません。出口戦略を模索しつつ、強いアメリカとしての位置づけを確保したいのであれば、そろそろ政府の介入、ドル安を牽制する発言があっても良さそうなものです。
 そういった意味で、これから先は上下どちらにでも大きくリスク許容度を増やして小枠での勝負に徹する。あるいはベタベタのスキャルプ的な短期のみに絞るのが良さそうです。


【ユーロドル】方向性・ゆるやかな上昇&揉み合い

上値の節目…1.4960

ブログ作成時の現値は、1.4935

下値の節目…1.4800

 相変わらずの強い動きを見せています。ドルとの逆相関というだけでなく、独自の強さがあるようです。最終的に行き着くところまでいってしまえばトレンド転換となるのでしょうが、こうなってくると、重要な指標で大きな材料が出る。あるいは、セリング的な需給の逆転が起こるようなことが起こるまでは安値拾いに徹しても良さそうに感じます。ただ、今日などはそういった意味では重要指標が幾つもあるので、大枠でのエントリーは避けた方が無難です。


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