週末に思うこと

　今週もあっという間に過ぎ去りました。今、トレードをしていない分、これからのトレード計画を練ると同時に今までできなかったこと。おざなりにしてきた身辺整理等を片づけています。

　さて、今までは週末と言えば一週間のトレード結果を振り返っての反省やら、来週への抱負やらを書いてきました。今はまだデモトレードにも入っていないような状況なので、これから先しばらくは市況の変化や、今後の投資スタンスについて書いていこうと思います。

★１１月９日（月）からの１週間に向けて★
　失業率が１０％を越えた米国ですが、予想されていた数字だけに極端な動きにはなりませんでした。むしろFOMCの前にあった期待感や不安感から来るポジション調整の方が先行して目立った動きに思えました。
　株式的には一時的に売り込まれるも、反発。一説にはスターバックスの好決算が支えたように報じられていますが、どんなに好決算と言っても一企業の影響力だけでの話ですので、あまり考慮せずとも良いと考えています。
　それより、気になるのがこのダウの全体的な底堅さです。GDPから波及する好調な数字を見込んでにしては強すぎるように思えてなりません。やはり、戦争による経済の循環が起こるのではないかといぶかしんでいます。金価格の上昇はドル安によるものだけでなく、政情不安も絡んでいると見た方が良いのではないでしょうか。

　このままの流れですと、来週はドル円は８８〜８９円を挟んだ展開と予想しています。原油も最後に大きく売り込まれていることから、未だ、下落トレンドには入ってはいませんが、来週への下落を臭わせる動きがあちこちに散見されます。
　といっても、１１日（水）はダウ休場ということもあり、全体的に緩慢な動きになることが予想されます。お忙しい人はこの日は休んだ方が良いでしょう。逆に最も激しい動きになりそうなのは週末の１３日（金）。ドイツ、フランス、香港、ユーロのGDPが発表になるこの日はトリにミシガン大学消費者信頼感指数も控えています。日付が日付なだけにジェイソンが暴れるのに巻き込まれないように注意しましょう。

　以上、サクっと簡単にですが来週への予報としてみました。ご参考になれば幸いです。

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