やっぱり金ですね

★本日以降（１１月９日〜）の注目点★
・G20財務相・中央銀行総裁会議明けの影響
・米雇用統計発表明けの影響
・BIS中央銀行総裁会議(8日・9日開催)
・ユーロ圏財務相会合
・欧州の金融機関の決算発表が相次ぐ(アリアンツ)
・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(エレクトロニック・アーツ)
・金融当局者や要人による発言

★本日の注目指標★
・12時20分：豪)ロウRBA総裁補佐官の講演
・20時00分：独)鉱工業生産
・26時00分：米)3年債入札
※本日は注目度の高い米国の経済指標はない

★葵の私見★
　今日は大きな指標や材料がない分、先週からの流れを引き継ぎやすい展開です。一方で、週の後半へ各国のGDPが発表を控えていることもあり、水曜日のダウ休場を挟んで相場の顔つきがガラリと変わることが考えられます。
　ただ、今日一日に関しては米国株や原油、金の動向を踏まえて対応していけば、極端にチャートが動くことがない分、大きな波を時間をかけて取りにいきやすいのではないかと予想。原油はレンジに入りましたが、そろそろ下抜けても良さそうな雰囲気が漂っており、金価格は上昇の様子です。
　昨今の金価格の上昇ではアクセサリー的な貴金属としての需要は２割減っているのに、投資マネーは５割増しとのことなので、一昨年の原油価格の果てしない上昇を連想させるマネーゲームの臭いがしてきました。
　ここから先で金が買われていくとしても、一方的にドルが売られるという逆相関はなくなるかもしれません（継続されても、比率としてはそれほど高く連動しないと考えられます）。

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