米為替のお休み前

★本日以降（１１月１０日〜）の注目点★
・「米)10年債入札(250億ドル)」
・「欧州の金融機関の決算発表が相次ぐ」
・「米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(MBIA)」
・「他の市場の動向(米国株、米金利、金、原油、などが中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「明日は米国が祝日で為替市場と債券市場が休場※株式市場や商品市場は通常取引」

★本日の注目指標★
・18時30分：英)貿易収支
・19時00分：独)ZEW景況感調査
・19時00分：欧)ZEW景況感調査
・27時00分：米)10年債入札(250億ドル)

★葵の私見★
　昨日の相場で、金が史上最高値を、NYダウも年初来高値を更新しました。昨日は大きく売られる場面があったもののすかさず買い戻されての長い下髭を形成し、本日は売り込まれることさえなく上昇。ここまで来るとどこまで買われるのか分かりませんが、いい加減に息切れしてきても良さそうなものです。
　少なくとも、明日の米為替休場前には一度、利益確定の流れが出やすいものと考えられます。そうであるなら為替全体も今夜中にどこかで大きな逆流が起こることが考えられます。少なくとも１９：００のドイツの景況感調査までは穏やかな相場付きが予想されます（おそらくはダウ開場まで）。また、ドル円は９０円を挟んでの上下動ですが、大きな材料が出ない限りは、この価格帯を中心に動きそうです。明日の緩慢な相場を越すほどの長いポジションを持ちたくない方は、今日のダウ開場時間内に手仕舞っておくことを考えた方が良いでしょう。

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