休み明け、それでも１０人に１人は失業者？

★本日以降（１１月１２日〜）の注目点★
・米国の為替市場と債券市場が休場明け(政府系機関や銀行が休み明け)
・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(ウォルト・ディズニー、ウォルマート・ストアーズ、等)

★本日の注目指標★
・06時45分：NZ)小売売上高指数＆【除自動車】/第3四半期小売売上高指数
・09時30分：豪)新規雇用者数＆失業率
・18時00分：欧)ECB月例報告
・19時00分：欧)鉱工業生産
・22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・25時00分：米)週間原油在庫
・27時00分：米)30年債入札
・28時00分：米)月次財政収支
・28時00分：欧)トリシェECB総裁の講演

★葵の私見★
　今日は夜に米国の週間新規失業保険申請件数が発表されることから、ダウの開場の時間帯へ向けて緩やかながらも大きな流れがありそうです。ドル円的には直近の安値である８９．３５円を下抜けていくと危なっかしい下落への流れとなりそうですが、しかし、逆方向となると長く続いてきたドル円の下落トレンドにも歯止めがかかりそうな雰囲気で、面白い分岐点と言えそうです。
　どちらの方向か判断は難しいところですが、順当にいくなら下落と見るべきだと思います。この間の実際の失業率の発表でも歯止めがかからずに１０％台に入っていることから、不安心理が台頭してドル安傾向が強まるのではないかと予想されます。

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