つい今し方「鳩山首相、辞任表明」‥‥‥まあ、無理もないですな

★本日以降（６月２日〜）の注目点★
・10時30分：豪)第1四半期GDP
・23時00分：米)中古住宅販売保留

★本日の注目指標★
・6月の月初要因
・加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
・週末に米国の雇用統計の発表を控える点
・週末にG20財務相・中央銀行総裁会議を控える点(6月4日・5日開催)

★葵の私見★
　ダウ的にはけっこう軟調な展開になっているのですが、日経平均的にはそれほど追随していないように思えます。これはドル円が下落することなく９０〜９１円台を保っているからであって、当然、クロス円全般も下げ渋りを見せ始め、値動きが詰まってきた感があります。
　日経平均的にはもう十分な下げがあったので、あとは環境さえ整えばドル円、１００円への道も開けるのかもしれません。
　昨日は思ったより利上げしたカナダドル、高金利の豪ドルが上げませんでしたが、タイミングをずらして動くのはこの辺りの通貨のいつもの動きなので、気長に持つストロングホールドも悪くありません。ただ、恐いのがダウの動きで、今夜の中古住宅販売保留などでもどのような流れになるのかが気になります。このままダウが抵抗帯を抜けて下落し続ければ、さすがに上値の重さを嫌気して、クロスドル及び円は下値の模索を始めかねませんので、注意が必要です（もっとも、クロス円は日本の国会が揺れ続ける限りそう簡単にこれ以上、買われることはないと思われます。そもそも、リスク回避の円買いは日本にリスクがなかった時の話ですから。今の日本にリスクがないとはとうてい思えません）。

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