明日の朝には白黒つくか

★本日以降（６月４日〜）の注目点★
・週末要因
・G20財務相・中央銀行総裁会議(6月4日・5日開催)
・加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
・米国の金融政策に対する思惑

★本日の注目指標★
・20時00分：加)失業率＆雇用ネット変化
・21時30分：米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率

★葵の私見★
　昨日は昼から夕刻にかけての半日間はやはり上げ一辺倒でした。しかし、夜となるとダウの動きに振らされての一喜一憂する展開。一昨日の大幅高もあって、一度、反落して安値を付けにいくのではないかとも思いましたが、揉み合いの十字線でした。

　日本の次期首相が菅直人副総理兼財務・経済財政相で決まった場合、過去の発言から円安になることを迎合する考えを持っているようなので、円安＝日経平均が上昇となりやすそうです。ただ、今のチャートの抵抗帯をさらに下抜けての下落となるか、本格的な上昇トレンドへと入るかどうかは、今夜の雇用統計の行方が決定打と思われます。

　どの方向性で決まるにせよ、今週の週足が重要な分岐点となりうる話ですので、十分に動きを見極めるまでは大枠のポジション投入などは控えた方が良さそうです。

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