ジムと言っても陸戦型ではありません

★本日以降（６月１１日〜）の注目点★
・加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
・米国の金融政策に対する思惑

★本日の注目指標★
・11時00分：中)主要経済指標群(CPI、PPI、小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資)
・17時30分：英)鉱工業生産
・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
・21時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
・22時55分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】

★葵の私見★
　各国の株式市場が軒並み上昇する中、今一歩踏み切れないのが香港市場でしたが、これはバブル抑止目的の金融規制の話が上ったからであって、不景気だからというわけではありません。
　ダウも昨夜は大幅高です。原油もほどよく上昇しているようですし、何よりドル円の値動きが上昇することはなくとも、詰まってきているのが気になります。これが次の上昇への圧力解放前のものと考えると反発への全ての条件が整ったように思えます。
　ただ、この手の動きで見切り発車的に思いこんで仕掛けると、時に大きくやられることもありますので、今はまだ少量でのエントリーに留めて置いた方が良さそうです。
　一方、ユーロはあの有名な投資家ジム＝ロジャース氏が売りに回るかどうかを検討しているとのこと。それだけユーロへの将来的な弱さを買っているのでしょうが、しかし、すでにこの水準ではあるので、有名人が入ったからといってホイホイと同方向へ入るのは考え物です。時間がかかってもよくよく自分の分析でのトレードで稼げるように腕を磨いておきたいですね。

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