狭間で揺れ動く週末

★本日以降(6月18日〜)の注目点★
・週末要因
EU 首脳会議(17日・18日開催)
・ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
・米国の金融政策に対する思惑(6月22日・23日にFOMCを控える)
・米国の主要企業の決算発表


★本日の注目指標★
 本日は特になし
※注目度の高い米国の経済指標の発表もない


★葵の私見
 本日は特に材料はありませんが、来週のFOMCを控えてのポジション調整が入りやすく、また、それまでもみ合いながらも上昇していたドル円が米新規失業保険申請件数が47.2万件へ悪化を受けて91円割れ。米6月フィラデルフィア連銀景況指数も8.0ポイントと市場予想20.0ポイントよりも大幅に悪化しました。もっとも、これはアメリカの経済指標の中では決定打というほどではないもので、製造業の景況感を見るならISM製造業指数、失業率で言うなら非農業部門雇用者数が決め手となります。今のところ、本格的に悪くなるのを連想させるかのような状況、といったところでしょうか。
 ただ、今のところはダウがもたつきながらも小幅上昇と頑張ってくれているので、連動性の高いクロス円各種は下落トレンドとはなっていません。しかしだからといって上昇トレンドへ転換点を越えているのかというとそうでもなく。じゃあ、どっちなんだと言うとこれがまた決定打に欠ける‥‥‥今日はそういった際どい隙間の中に入り込んだような一日です。
 小さいポジションでエントリーを散らして小さな波をざっくりと取っていく程度にとどめるか、方向性が出たと判断できるほど大きく動くまではいっそエントリーせずに様子見に徹するのも仕方がない日ではないでしょうか。もっとも、週をまたいでのロールオーバーも辞さないのであれば、明け方前、ダウの動きのほとんどを見終わった頃合いを見計らって、来週への動きを予想して仕掛けるのもありかもしれません。







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